確かに聞き覚えのある声。 そう、その女性は 「はい。芹澤でしたら奥にいますが ・・・ 美玲、遅かったわね。」 「ごめんなさい。 お姉様。 新しい執事が来てて。」 私は同時に西島を指した。 それに合わせて西島が一礼をする。 「こちらのかたが お嬢様のお姉様ですか!?」