「・・・泣いてたから、心配だった。」 ―――――――――――!!! 心配、してくれてたんだ。 なんだか、いつもの昂じゃないから調子狂う。 ってか、私どうしてこんなにドキドキしてるの!? 「べ、別に泣いてなんかいないし。 心配だなんて余計なお世話よ。」 素直になれない私からでた言葉はこれだった。 「そう言うと思った。 お前は、高宮って先輩がいればいいもんなー。」