「失礼にもほどがあるわ!! さっさと出て行きなさいよ!!」 私は、昂に向かってクッションや人形を 手当たりしだい投げつける。 「ったく、お前は人の話が聞けないのか!!」 「はぁ?何よ。」 そう言うと、昂は私の前に あるものを差し出した。 「・・・これ。」