わがままハーブティーはいかが?




彼は何も言わずただ頷くだけだった。


「高宮さん。先に帰ってて下さい。」


私の真剣な眼差しのせいか、

「わかった。」

それだけ言って姿を消した。



二人の間には気まずい空気が流れる。



「こっちこい。」


昂はそれだけ言うと今は使われていない会議室に二人は腰を下ろした。



いざ、会うと何も言えなくなる。


でも、今日は素直に謝るって決めている。


頑張れ、私!!