「いえ、こちらもお話頂いて ありがとうございます。 お嬢様も色々とあるのですね。」 西島も立ち上がりそう言った。 「そうよ。私にも色々あるの。 あっ、もうこんな時間だわ。」 私は時計を見てあることに気づく。 「遅れちゃうわ。 西島、表に車をまわして。」 「なにか、ご用事ですか!?」 「えぇ。事務所に行かなくちゃいけないの。」