「自意識ばか野郎!!?」 私の第一声はそれだった。 席に座っているのは 紛れもなくあの新人弁護士だった。 「あぁ!!気狂い女!!!」 相手も私に気づいてらしく叫んだ。 「あなた達、お知り合いなの?」 お母様が不思議な顔をしている。 「ま、まぁね・・・」 ちょ、ちょっと待って!! こんなベタな展開あるの!? 安っぽい少女マンガじゃあるまいし。 私は混乱状態だった。