わがままハーブティーはいかが?




「それは、私の大切な物。気安く触らないで。」


私は、ネックレスを拾い上げようとした。

しかし、西島が前にでた。

「何よ。返して。
私にとって大切な物なの。」


「では、このネックレスはお返しいたします。

ですが、さっきの件は水に流してもらえますか?」


コイツ……最低だ。


平山やみどりの前では猫を被ってたのね?
この意地悪執事め!!


「しょうがないわね。
今回は水に流してあげるわ。
でも、次は言い付けるから。」


すると、西島から笑顔が戻り

ありがとうございます。

と言ってネックレスを返してくれた。