「はい、お嬢様。」 西島も私に目を合わせてる。 「・・・来年も、来ましょ。」 私の言葉が予想外だったようで 西島はびっくりしていた。 「よろしいのですか!?」 「私は嘘なんて言わないわよ!!」 私はそっぽを向いてそう言った。 「そうですね。わかりました。」 西島はそう言って笑った。 夜空に光る星はいつにも増して きらきらと輝いて見えた。