わがままハーブティーはいかが?




「今日は・・・
命日だったのです。」


西島の口からはそんな言葉が飛び出した。


「・・・どなたの?」

私が問うと西島はどこか遠い目をしてこう言った。


「かつて、わたくしが好きだった方です。
初めて執事と言う仕事に就かせて頂いたときにおつかえした

商業グループの令嬢でした。」



私はそっと西島に寄り添い話を聞いた。