「そこまで言うなら 許してあげる。 で、何があったの?」 私は俯いたままの 西島にそう言った。 「すいません。 お嬢様が気になさることじゃありません。 申し訳ありません。」 「ねぇ、西島。 あなた過去に何かあったんでしょ?」 「いえ、そういったことはありません。 お嬢様はお気になさらず。」 そう言って部屋から出ようとする 西島の腕を私は強く握った。