「何が言いたいの!?
私に文句つけるつもり!?
あなたそれでも執事!?
この私に何て口の聞き方するの!!!
平山に言い付けるわ。」
私は、ついに怒りが爆発した。
「まぁ、お嬢様。
落ち着いて下さい。」
「落ち着いてられないわよ!!」
私は、西島の言葉を無視して
部屋から飛びたそうとした。
「お嬢様。誤解です。ですからお気を
おとりなおして下さい。」
「何よ。平山に言い付けられたくないから、
なんとか弁解しようとしてるの!?
最低。もう知らないわ。」
私は西島を突き放し
た。
その拍子に、私のポケットから何かが飛び出した。

