私は、みどりに車で事務所まで連れてきてもらった。
「急がなきゃ。
ってもう1時間以上たってるし。」
長いエレベーターに乗り、走って芹澤さんのもとへ急ぐ。
「はぁはぁ。
すいません。寝坊しました。」
私は膝に手をおき
肩で息をする。
「なにが寝坊だ!!!
藤堂、いい加減にしろ。」
いつもより芹澤さんは怒っている。
「す、すいません。
これからは気をつけます。」
私は深々と頭を下げる。
「これからは気をつける?
これで何回目だ!!」
部屋中に芹澤さんの声が響く。
「ほんとにすいません。」
私は仕方なく頭を下げる。

