俺の彼女は性悪。


多分俺は頭のねじがぶっ飛んだんだと思う。


だからナナがいるにも関わらず、ユミを追い掛けた。


くそ。むかつく。


なんでキスしてんの。


自分から手放したくせに何考えてんだ。


俺は結局何がしたい?


考えるよりも身体が先に動いていて気付いたら裏庭で座っているユミに声を掛けていた。


ユミは俺を拒絶した。


当たり前だった。