「あの~・・誰かやりたい人いますか?」 シーン・・ ・・もうやだ。 私、見られるの苦手なのに・・! そう思っていたとき――・・ 「・・俺、やります。」 直哉が・・――大野君が手を上げた。 「え・・?」 私はあまりにも驚いてしまって、反応できなかった。 「そうか!じゃあ、大野と柏木は今日委員会あるから残れよ!」 先生が嬉しそうに言う。 千夏の方を見ると、心配そうな顔をしていた。