りぼん結び。



「んも~、そんな顔しないのっ!私にまかせれば大丈夫だから♪」



千夏はそんなことを言っていたけれど、


やっぱり不安なものは不安で・・



時間というものはあっという間にすぎていて、嫌な放課後がやってきてしまった。





「これ・・露出多くない?」


ただいま、千夏の家で準備中です。



「これくらいがいーの。若菜は色気があるから、こういう服の方が似合うよっ」


「はぁ・・」


不思議に思いながらも、鏡の前で一回りして見る。


「それに、若菜スタイルいいし。何きても、似合う!」


「はぁ?」



千夏が用意してくれた服は



胸元も、背中も全開で


しかも、ミニスカート!


露出・・多すぎると思うなぁ・・。



「やっば、時間が!!いくよ!!」


「えっ、ちょ・・っ」



千夏は私の手をひっぱって走り出した。