そんな不安な心情になっていると、課題が発表された。 「今年の課題は、好きな人への告白です!」 「え・・・・」 その課題を、聞いて会場は歓声であふれかえっていた。 一方、私は―――真っ白になっていた。 チャンス。 そうだ、これは神様があたえてくれたチャンスだと思えばいい。 私はそんな言葉を自分に言い聞かせていた。