信じる


確かに大丈夫じゃない。
幸樹にいつも
思ってることを当てられる。

杏里:(ウチのこと、よく知ってるな…)

なんだか嬉しくなった。

杏里:(…ん?電話!?幸樹学校にいるんじゃないの…?)

ウチは幸樹に電話をした。
すぐに発信音が切れる。

幸樹:「もしもし。」

杏里:「幸樹、今日学校は?」

幸樹:「え、サボり」

杏里:「行きなさいー!!」

幸樹:「だって寝坊したんだもん♪」

杏里:「だもん♪じゃないよっ。彼女命令だからね!」

幸樹:「彼女命令には逆らえません、電話終わったら行きます(泣」

杏里:「…でも心配してくれてありがとう。」

幸樹:「当たり前でしょ。世界で一番大切なんだから。」

その言葉が胸に染みる。
特別って感じで
幸せだと思う。

幸樹:「また笑うー」

幸樹の拗ねた声。

杏里:「幸せなんです。」

ウチの嬉しそうな声。

感情がわかってしまう電話。
やっぱり他の子とは
電話してほしくないと
改めてそう思った。

幸樹:「杏里に会いたいっ」

杏里:「ウチも会いたーい」

幸樹:「会ってちゅーしたい」

杏里:「幸樹はどこでもするからね。」

幸樹:「したいって思ったらするからね(笑)」

杏里:「キス魔だww」

幸樹:「わりーかよ。風邪、早く治せよ。」

杏里:「うん、わかってる。」

幸樹:「その、クリスマス…会いたい。」

杏里:「うん、会おう。」

幸樹:「どこ行く?どこでも連れてってやるよ?」

杏里:「そんな、悪いよ。」

幸樹:「お金のことは気にするな、これでもバイトしてんだ。クリスマスぐらい遠出しようぜ。」

杏里:「…津田沼がいい。」

幸樹:「いっつも行ってんじゃんwwwしかもなにもないし。」

杏里:「えー、津田沼がいいー!!」

幸樹:「…わかった、津田沼な。朝から遊ぶぞ」

杏里:「やったー!!」

幸樹:「じゃぁそのために早く治してくださいなっ」

杏里:「はぁーい」

幸樹:「じゃぁな。」

杏里:「うん、学校頑張って」

幸樹:「おぅ、任せろっ」