黒の女



夕方5時、河川敷に着くと多くの人が集まっていた


クラスの奴らはもちろん、話を聞きつけた他学年の奴らまでいる


人だかりの真ん中に拓弥は立っていた


「逃げ出すかと思ったよ」


この喧嘩、勝敗は目に見えている


私があいつに負ける訳がない


それどころか、恐らく手加減しなければあいつは確実に死ぬ