「何でもない顔してないよ?」 「えっ!?」 箒を持っている腕を掴まれた。 「本当に何でもありませんので……」 カタッ。 箒が床に落ちた。 !!!!!????!!! 私はいつの間にか、抱きしめられている。 キャァア―――――ッ!! 何!? なんでこんなことになってるの――? 一体、あなた…誰ぇ―――!?