社長と秘密の生活



店は有名なレストランでワインも旨い。

イタリアはパスタやピッツァが有名だが、

ここヴェネツィアは魚介類が豊富。


コースの前菜に、

魚介類のオードブルのような物が出される事が多い。


杏花はことのほか

この魚介類のアンティパストが気に入ったらしく、

終始ご満悦の様子。


それに料理に流されてか

いつもよりワインのペースが速い気がする。


「おい、杏花。そんなに飲んで大丈夫か?」

「う~ん、らいりょ~ぶぅらよぅ~」


おいおい、全然大丈夫じゃねぇじゃん。

飲ませ過ぎたか?


杏花は酒があまり強くない。

ホテルの仕事が不規則な勤務形態だった為、

常に酒を控えていたらしい。


何とか俺らは食事を終え、