「ねぇ、要。明日からどこ行くの?」
「ん?? ヒ・ミ・ツ☆」
俺は意地悪く答えると、
「え~~~~ぇ!?教えてくれたっていいのにぃ~~」
「誰かさんが言ってただろ?サプライズだからこそ感動も一塩だって」
「それはそうだけど…」
「まぁ、杏花を甘やかすツアーなんだから、心配すんな」
「……うん。じゃあ、楽しみにしてる」
プクッと膨れながらも、瞳を輝かせる……杏花。
フッ、杏花はどれだけ喜んでくれるだろうか。
俺らは1時間ほど散歩して、予約しておいたレストランへ。
「うわぁ~、凄いステキ!!あっ、だからドレスだったのねぇ?」
「そういうこと」
俺らはホテルを出る際に、
少し畏まった格好をして部屋を出た。



