「もう、安心していいのよ?後は私たちに任せて?」 「………」 何て言っていいのか、言葉が見つからない。 頭が錯乱状態だし、身体はまだ感覚が鈍いし。 状況を必死で整理しながら考えるんだけど 上手く言葉が出てこない。 「要と杏花さんには、本当に嫌な想いを沢山させてしまったわ」 「………」 「今日は私の家でゆっくり休んで、明日からは要のマンションに戻って大丈夫よ」 「えっ!?」 「安心していいわ」 小夜さんも早苗先生も優しく微笑んでくれた。 要と……一緒に…… …………生活………出来るの?