社長と秘密の生活



早苗先生の後ろに男が3人。


……ん!? 帽子男!!


帽子男は両脇を男2人に掴まれた状態で。

ぐったりしている帽子男から携帯電話を取り上げ、

早苗先生は誰かと会話をしている。


そして、早苗先生は帽子男の耳元に携帯を押し当て、


「す、すいません……」


帽子男が電話口でそう呟いた。

すると、早苗先生は携帯を小夜さんに手渡した。


「清二さん、ご無沙汰ね?これはどういう事かしら?……―――……杏花さんに手を出したこと……覚悟しておくといいわ!!」


小夜さんは声を荒げて、電話を切った。


目の前で行われている光景は

まさしくドラマのワンシーンのようで、

私は瞬きも忘れて呆然としていた。


一体、何が起きてるの?!