社長と秘密の生活



すると―――――。


黒ずくめの男2人が乗り込んで来た。

1人は帽子を目深に被って、もう1人はサングラス姿。


夜にサングラスって、怪しくない?

――――何だか気味が悪い。

恐怖のあまり寒気がする。


15階で降りる予定を近くの階で降りることにした。


ボタンを押して……

―――チーン。


扉が開いたのに男は動こうとしない。


「あの、すみません。降りるのでどいてもらえませんか?」

「………」


無言のまま目の前に立ちはだかる男2人。

サングラスの男はニヤリと不敵な笑みを浮かべた。