「キャッ!!何?!…要??」
「俺は杏花じゃないと、お腹いっぱいにならない」
「ちょっ……////////」
「抵抗せずに諦めて、食べられなさい」
「もうっ!!////////」
俺は顔を赤く染めた杏花をそっと抱き上げ、寝室へ。
薄明かりの中、ベッドにゆっくり杏花を下ろした。
杏花は耳まで真っ赤にして
目をギュッと瞑り、両手で顔を隠している。
俺はジャケットを脱ぎ捨て、
覆い被さるように杏花のもとへ…。
顔を覆う手に手をそっと重ね、
ゆっくりと顔から離して……。
杏花の両手に指を絡め、
ぷっくりとした小さな唇に……優しく唇を重ねた。
真一文字に閉ざされた唇をそっと割って
俺は味わうように舌を滑り込ませた。



