「和成さん、あそこに修矢さん」 「あぁ。杏花ちゃん、俺から離れないでね?」 「はい」 私は絡める腕に力を入れた。 その後も和成さんと挨拶回りをして。 修矢さんの姿はいつの間にか消えていた。 和成さんが言うには、 挨拶だけして帰ったらしい。 私たちは誰が見ているか分からないという事もあり、 ラブラブの雰囲気で2時間ほど過ごした。 すると、突然―――――、 和成さんが耳元で………。