!!!!! 修矢?! それと小柄でかなり派手な女が1人。 この女が修矢のことを呼んでたのか…。 2人は搭乗ゲートの方へ。 「社長、修矢様のようですね」 「あぁ、気づかれないように黙ってろ」 「………」 俺と沢田は新聞紙や雑誌を読むふりをして、顔を隠した。 暫くして、辺りを見回すと既に2人の姿は無い。 2人で搭乗ゲートの方へ歩いて行ったから帰るのか? 海外に来てまでアイツを見るとは…。 一体、何しに来たんだ? こんな遠いスイスまで。