杏花は俺を虜にする。 杏花はそんなこと想ってもいないだろうな? 俺がこれほど愛している事を…。 杏花のほんのり赤い頬… 杏花は恥ずかしそうに手で隠す。 杏花は薄く瞳を開けて… トロンとした表情で俺を見つめて来る。 「か…っな……めぇ?」 この小悪魔め!! そんな瞳で見んなって!! もう、野獣と化すっつーの!! 「……かなっめ?」 だ~か~ら!! もう!!マジで知らねぇーぞ?! 誘ったのは杏花だからな?!!