……ダメだ、堪んねぇ―――!! 何なんだ!?このワザ!! 頬を赤く染め、ワインで少し酔ったのか 潤んだ瞳で上目遣い。 俺を試しているのか? それとも………。 俺はそっと顔を近づけた。 すると―――――、 杏花はゆっくり……瞳を閉じた。 俺は杏花の唇にそっと唇を重ねた。 彼女の唇は媚薬のようで、 ほんの少し重ねた部分が熱を帯びる。 凄く柔らかいのも魅力だが、 1度触れてしまうと離す事が出来なくなる。 無意識に軽く啄むと、彼女の身体がビクッと揺れた。