社長と秘密の生活



要はベッドから起き上がり、

チュッとおでこにキスをして部屋を出て行った。

彼のほぼ全裸とも言える後ろ姿に視線が釘付け。

何………あの身体……。

肉体美って良く聞くけど、あぁいう身体を言うんだわ。

腕だけでなく、

背中にも程よくついた筋肉が目に焼き付いて

放心状態の……私。

それに“俺の朝食”って……私?

っ!!///////

恥ずかしすぎて……言葉にならない。

寝起きであんなキザなセリフを吐くって、

彼は一体何者なのかしら?

きっと世の女性を沢山泣かせて来たんだわ。



私達は着替えて、遅めの朝食を取りにラウンジへ。


通り過ぎる人の視線が痛い。

皆…要を見てる。

そりゃあ、そうだよね?

要って完璧すぎるくらいのイケメンだもん。

180㎝以上の長身で、脚は長いし。

すらっとしてる割には、しっかり筋肉がついてるし。

もちろん、顔は文句なしの超イケメン。