こうして高尾先生のまわりの席は
すべて女子生徒で埋め尽くされた。


邪魔者の私は一番前の端。



「あ~あ、こんなはずじゃなかったのに~」



先生の隣は私が座るはずだった。
先生の隣は私だけのものだと
思ってたのになあ~。



まあ、生徒にやきもちやいても
しかたない。



とりあえず、修学旅行!

先生と一緒だから頑張れそう!