そうしている間にも
バスの席は次々と埋まっていく。



するとある女の子が言いだした。


「あたし、高尾先生の隣に座るー!

いいでしょ?先生?」

それにのっかり
他の女子生徒も


「私も隣に座りたい~!」

「え~あたしだって~!」



わーわーきゃーきゃー言っている。

ほんとにムカツクほどにモテるんだから!