俺の小さいときの記憶・・・
あまり良くは覚えてない・・・
父親・・・??
母親・・・??
姉・・・??
祖父・・・??
でもなぜか祖母の記憶はところどころだけど覚えてる。
小さい時の俺は本当に泣き虫で、どんな小さな事でも怖かった・・・
でもなぜか祖母の布団に入って祖母と一緒に寝ているとき時だけは安心できた。
俺の中の小さな記憶の中で祖母のそんな思い出が今の俺の小さな支えになってるようなきがする。
今思うとあの時の祖母は本当は毎日辛い思いをしてたのにいつも優しい笑顔でいてくれたよな。
「今日はおばあちゃんいっぱいやすちゃんの好きなチーズをおじいちゃんに内緒で買ってきたでな。後でおばあちゃんが食べさしたるでな」
俺の実家は典型的な亭主関白な家で、
何があっても女は男の言う事に歯向かってはいけない、少しでも意見しようもんなら殴られて当たり前。
小さな俺はそんな家庭の中で
「どうしておばあちゃんは一番最後にお風呂に入るの??どうして一緒にご飯をたべないの??どうしていつも同じふくなの??」
って思ってた・・・
でも祖母はそれが当たり前の事だと思っていた。
今思うと本当に強い人だな・・・