『指輪の持ち主である僕が 自分の指輪を外した時』 「外してよ、カノンっ」 『いくら乃愛でもそのお願い だけは聞けないよ』 「そんな……」 あたしが悠弥と付き合ってる事 カノンだって知ってるのに 「あたしには悠弥が……」 『それだけが誤算だったんだ でも、乃愛が僕の事を好きに なるようにしてみせるから』 「カノンにとってあたしは ただの政略結婚の相手なん でしょ??」 あたしがそう言った時、