―――――――――― ―――――――― 『だから、僕は日本に来たんだよ 乃愛が16歳になる年に』 カノンが話し終わった後も あたしは夢を見ているような 気がして しばらく言葉が出てこなかった 『乃愛、右手を出して??』 「……??」 あたしは不思議に思いながらも右手を前に出した そして、カノンがあたしの 右手の薬指に触れ 冷たい感触が伝わってきた 「……何これ」 右手の薬指を見ると綺麗な 指輪が輝いていた