「翼くん、遊ぼう!」




いつも眩しいくらいの笑顔を
僕に向けてくれる陽香に


僕が惹かれるのに時間は
かからなかった




『いいですよ』




僕の家には悠弥がよく遊びに
来ていたこともあって、


僕達は3人で一緒にいる事が
多かった




陽香の家は僕の家とは違い、
ごく普通の家庭で


家の縛りがなく、羨ましくも
あった