永遠の愛

「きっと今は…凄いねってそう思ってるかも知れないよ?」

「何で?」

「ほら、翔は頑張りやだから」

「何それ。つか、それを美咲に言われたくねぇわ」


呆れた様に笑う翔に私も笑みを零す。


「行こっか」


そう呟く翔に、コクンと頷き――…


“翔を産んでくれてありがとうございます”


そうお母さんに心の中で伝え、私は先行く翔の後をついて行った。


「ねぇ、昼ご飯はどうする?」


車に乗ってすぐ、私はそう問い掛ける。


「あー…別にどこかで食ってもいいし」


そう言った翔はタバコを咥え、ライターで火を点ける。


「どこかって…」

「どっか行きたい所ある?」


翔は吸いこんだ煙を窓の隙間から吐き出した。


「うーん…。あ、そうだ。家の広告で見たんだけど、凄く大きなショッピングモール出来たんでしょ?」


ふと思い出した。

家でダラダラ何もしないで居る時に見た広告。


この辺りではカナリの大きさで映画館とかもあるらしい。