「どうしたの?」
慌てた素振りをする翔に私は不安げに問い掛ける。
「仕事。アラーム6時に掛けてたけど全然気づいてなかった」
「…ごめん、私も気づかなかった」
「いや、起こしてくれてありがと」
そう言った翔はベッドから抜けだし洗面所へと向かった。
「翔?…ご飯は?」
洗面所で顔を洗ってる翔にそう問い掛ける。
「うん?いらね」
「何で?ちゃんと食べなよ」
「つか、そう言う事、美咲には言われたくねぇわ。いつも食ってなかったくせに」
クスクス笑った翔は顔の水滴をタオルで拭う。
「それは昔じゃん。私、今は毎日ちゃんと食べてるもん」
「へぇー…そうなんだ」
「食べたほうがいいよ?」
「だって何もねぇし、今日はいらね。しかも食ってたら間に合わねぇわ。もう出ねぇと」
首にタオルを掛けたまま翔は冷蔵庫へと向かい中から水を取り出す。
その新しいペットボトルのキャップを外し、喉に流し込んでいく。
慌てた素振りをする翔に私は不安げに問い掛ける。
「仕事。アラーム6時に掛けてたけど全然気づいてなかった」
「…ごめん、私も気づかなかった」
「いや、起こしてくれてありがと」
そう言った翔はベッドから抜けだし洗面所へと向かった。
「翔?…ご飯は?」
洗面所で顔を洗ってる翔にそう問い掛ける。
「うん?いらね」
「何で?ちゃんと食べなよ」
「つか、そう言う事、美咲には言われたくねぇわ。いつも食ってなかったくせに」
クスクス笑った翔は顔の水滴をタオルで拭う。
「それは昔じゃん。私、今は毎日ちゃんと食べてるもん」
「へぇー…そうなんだ」
「食べたほうがいいよ?」
「だって何もねぇし、今日はいらね。しかも食ってたら間に合わねぇわ。もう出ねぇと」
首にタオルを掛けたまま翔は冷蔵庫へと向かい中から水を取り出す。
その新しいペットボトルのキャップを外し、喉に流し込んでいく。



