「…これって夢じゃないよね?」
未だに翔と居る事に実感してない私。
思わず呟いてしまった言葉に翔はクスクスと笑った。
「何?夢って」
「いや、不思議だなって思って」
「不思議?」
「正直、5年経ってたら翔とは居ないだろうなって思ってた部分もあったから」
「それ、ヒドイな」
「だから夢みたい…」
「もー俺は、お前に会えたから夢でも何でもいいけどな」
「……」
「美咲の事、好きって気持ちは変わってねぇや」
不意に落ちてきた翔の唇がもの凄く暖かかった。
それに受けこたえるように私は何度も重ね合わせる。
暫くしてスッと離れた唇。
翔は仰向けに寝ている私の真上からジッと見つめる。
「…翔?」
小さく呟く私は、その翔の綺麗な顔にそっと触れた。
「…覚えてる?」
真上から見つめられ、その囁く声に私は少し首を傾げる。
「何が?」
「美咲が旅立つ前、…結婚しよ?って言った事」
翔がそう言った瞬間、一瞬にしてドキン…と胸が高鳴った。
未だに翔と居る事に実感してない私。
思わず呟いてしまった言葉に翔はクスクスと笑った。
「何?夢って」
「いや、不思議だなって思って」
「不思議?」
「正直、5年経ってたら翔とは居ないだろうなって思ってた部分もあったから」
「それ、ヒドイな」
「だから夢みたい…」
「もー俺は、お前に会えたから夢でも何でもいいけどな」
「……」
「美咲の事、好きって気持ちは変わってねぇや」
不意に落ちてきた翔の唇がもの凄く暖かかった。
それに受けこたえるように私は何度も重ね合わせる。
暫くしてスッと離れた唇。
翔は仰向けに寝ている私の真上からジッと見つめる。
「…翔?」
小さく呟く私は、その翔の綺麗な顔にそっと触れた。
「…覚えてる?」
真上から見つめられ、その囁く声に私は少し首を傾げる。
「何が?」
「美咲が旅立つ前、…結婚しよ?って言った事」
翔がそう言った瞬間、一瞬にしてドキン…と胸が高鳴った。



