「すみませーん!!とりあえず生4つ」
隣の席から一条くんの声が響く。
それと同時に店員が傍まで来て、それぞれ口にしていく注文を書きとっていた。
「天野さん、仲いいの?」
「え?」
ふと、声を掛けると天野さんは視線を向ける。
「皆と」
「仲いいって言うか、会えば話す感じです」
「へぇー…」
「奏斗繋がりですけどね」
「そっか」
そう言って私は微笑む。
「ねぇ、センセー!奏斗は真面目にしてるんっすか?」
一条くんの前に座ってた彼が顔をこっちに向けて笑いながら、そう口を開く。
「んー…どうだろ。来てない日、半分。寝てるの半分って感じかな」
「何もいいとこねぇじゃん。おい、お前真面目にやれよ」
彼は目の前の一条くんに向かってそう言って笑う。
「うるせぇなぁ。つか、お前に言われたくねぇよ」
「じゃあ、誰だったらいいんですかぁ?」
嫌味っぽくそう言った彼はクスクス笑い、運ばれてきたビールをゴクゴクと飲み干した。



