これで良かったかどうかなんて分かんない。
でも気持ちが落ち着くまでそうしたいってのは事実。
だけど翔が出て行ったドアを見て複雑な気持ちになってしまった。
矛盾ばかりの自分。
翔に縛られてたのは私じゃなくて翔を縛ってたのはこの私。
今までちょっとは考えた事はあったけど、そうあの女に言われて漸く確信した事。
正直、分かんない。
どれが恋でどれが恋愛なのかなんて分かんない。
相変わらず不器用なまま。
暫く経った私は明かりの灯った部屋を真っ暗にしマンションを出た。
その足どりはコンビニに向かい、ビールとチューハイを2本づつ買った。
そのまま近くにある歩道橋の上で、まばらに走っていく車をボンヤリと見ながら買ったばかりのチューハイのプルタブを開ける。
ひと口飲んだ瞬間に寒さが増す。
この冷えきった空気の中ではちょっとキツイ。
だけど私は頭ん中を真っ白にしようとむやみにゴクゴクとチューハイを一本飲み干した。
お酒なんて強くない。
ましてや全く飲まないってのが正しい。
その所為かチューハイ如きに多少酔った気分に頭が痛くなる。
そして2本目のチューハイのプルタブを開けた時、鞄の中からの振動に意識が向かった。
でも気持ちが落ち着くまでそうしたいってのは事実。
だけど翔が出て行ったドアを見て複雑な気持ちになってしまった。
矛盾ばかりの自分。
翔に縛られてたのは私じゃなくて翔を縛ってたのはこの私。
今までちょっとは考えた事はあったけど、そうあの女に言われて漸く確信した事。
正直、分かんない。
どれが恋でどれが恋愛なのかなんて分かんない。
相変わらず不器用なまま。
暫く経った私は明かりの灯った部屋を真っ暗にしマンションを出た。
その足どりはコンビニに向かい、ビールとチューハイを2本づつ買った。
そのまま近くにある歩道橋の上で、まばらに走っていく車をボンヤリと見ながら買ったばかりのチューハイのプルタブを開ける。
ひと口飲んだ瞬間に寒さが増す。
この冷えきった空気の中ではちょっとキツイ。
だけど私は頭ん中を真っ白にしようとむやみにゴクゴクとチューハイを一本飲み干した。
お酒なんて強くない。
ましてや全く飲まないってのが正しい。
その所為かチューハイ如きに多少酔った気分に頭が痛くなる。
そして2本目のチューハイのプルタブを開けた時、鞄の中からの振動に意識が向かった。



