「つかな、俺がおっさんだったら翔さんどーなんだよ。俺より上なのによ」
「会ったけど翔のほうが若くみえるもん」
「は?ノロケかよ、お前は」
呆れた様に呟いた諒ちゃん。
その直後、ワンワンと泣き叫ぶ香恋ちゃんの声が辺りを響かせた。
「あ、起きた?」
起き上がって泣きわめく香恋ちゃんは葵に抱かれる。
「あ、諒ちゃんの顔見て泣いたよ」
「俺じゃねーだろ。お前がうっせぇからだ」
「って言うか諒ちゃんがパパなんて想像つない。ホントに諒ちゃんの子なの?」
「お前、何が言いたい」
「だって超可愛いじゃん。諒ちゃんに似てないんだけど」
「俺に似てたらダメだろ。葵に似てっから可愛いんだろうが」
「何それ、ノロケかよ」
諒ちゃんに言われた言葉をそのまんま返してやった。
まだシクシクと泣く香恋ちゃんを葵は宥める。
その香恋ちゃんの頭を撫でる諒ちゃんを見てホントにパパだと実感した。
…いいな、家族って。
「にしても、お前のその連絡しねぇの相変わらずだな」
呆れて口を開く諒ちゃんはソファーに腰を下ろし私を見る。
「翔にも言われた」
「そら言うだろ。今年入ってから連絡してねぇっつってたからな」
「だってそれが美咲だもんねー。私なんて芹沢さん以上にしてないよ」
「すげぇな、お前ら」
「ごめん、ごめん」
苦笑いしながら謝る私に、葵と諒ちゃんは呆れた様に私を見つめた。
「会ったけど翔のほうが若くみえるもん」
「は?ノロケかよ、お前は」
呆れた様に呟いた諒ちゃん。
その直後、ワンワンと泣き叫ぶ香恋ちゃんの声が辺りを響かせた。
「あ、起きた?」
起き上がって泣きわめく香恋ちゃんは葵に抱かれる。
「あ、諒ちゃんの顔見て泣いたよ」
「俺じゃねーだろ。お前がうっせぇからだ」
「って言うか諒ちゃんがパパなんて想像つない。ホントに諒ちゃんの子なの?」
「お前、何が言いたい」
「だって超可愛いじゃん。諒ちゃんに似てないんだけど」
「俺に似てたらダメだろ。葵に似てっから可愛いんだろうが」
「何それ、ノロケかよ」
諒ちゃんに言われた言葉をそのまんま返してやった。
まだシクシクと泣く香恋ちゃんを葵は宥める。
その香恋ちゃんの頭を撫でる諒ちゃんを見てホントにパパだと実感した。
…いいな、家族って。
「にしても、お前のその連絡しねぇの相変わらずだな」
呆れて口を開く諒ちゃんはソファーに腰を下ろし私を見る。
「翔にも言われた」
「そら言うだろ。今年入ってから連絡してねぇっつってたからな」
「だってそれが美咲だもんねー。私なんて芹沢さん以上にしてないよ」
「すげぇな、お前ら」
「ごめん、ごめん」
苦笑いしながら謝る私に、葵と諒ちゃんは呆れた様に私を見つめた。



