永遠の愛

暗くなりかけた頃、マンションじゃなくて家に帰った私はママの遺影を見つめた。

微笑んで笑ってるママの顔が今でも思い浮かび、今にでも現れそうだ。


「…何で死んじゃったの?」


笑ってるママの遺影をギュっと抱きしめた私は声を押し殺して涙を流した。

願っても、願っても、もう帰ってこないって分かってるけど、でも悲しいの。


ママの事で泣くなって言われても、やっぱり泣いちゃうの。


一人で居たら涙が出るの。

一人で居たら涙が溢れるの。


翔には散々泣きじゃくったから、もう涙を流す姿なんて見せたくないの。

強がりって言われてもいい。だけど、そんな弱さ見せたくないの。


会いたい人に会えないって、どれだけ辛いんだろうね。

会いたいのに会えないって、どれだけ寂しいんだろうね。



泣くなって言われても、残された人間は辛いよ。

…ねぇ、分かる?


ママ…



だから思うの。

翔もこんな気持ちだったのかなって…