少しして…

「こいつら、どうするか」

「結局こいつも気絶しちゃったし、とりあえず起こすか」

さっきの奴は痛みに耐えきれず、白目をむいて気絶していた。

「起こして平気か?」

不安そうに尋ねる。

「大丈夫。事務局で起こすから」

「そうか」

俺は事務局に連絡して不良達を引き渡した。