そんなことを思いながら、準備室へ。
今日も変わりなく夏祭りの準備。
昨日、部活めぐりをしたから、多少は人数そろってると思うけど…


Σガチャ

「お疲れ様です…」

…なっなんだこの人数は!!?
準備室には大量の人がいた。

「あっ広瀬君!すごいわね、この人数。昨日、部活めぐりをしてくれたおかげよ」

「はっはぁ…」

「じゃあさっそくだけど、これに着替えてきてくれないかな?」

そう言って渡されたのは昨日の執事服。
やっぱりこれを着るのか…

「わかりました。着替えてきます。…あっあの、梨沙は?」

「会長?会長ならもうメイド服に着替えてサービスしてるわよ。ほらっ」

指を差した先には、メイド服を着た梨沙が、メイド口調で対応していた。

「ほらほら!広瀬君も早く着替えてきて!!」

「あっはい…」

俺はダッシュで着替えに行った。