「楽しみだなぁ。」
「うん。あ、瑞穂…爬虫類館行くか!」
琉はにやっと笑って言う。
「な、なんですぐそういう事言うかな琉は…嫌です。」
「瑞穂のびびる姿見たい。」
「何それ…」
「無理矢理にでも連れてこうかな〜」
「琉!」
もう琉は〜。
「はい、高校生二枚。」
着くと琉はチケットを買い私に渡す。
「あ、ありがとう。」
私は受け取る。
「なんか制服だと学校の遠足みたいだな。」
「確かに…」
「動物園出たら服買うか。」
「えっ?行く前に買えば…」
「早く行きたかったんだよ。」
「え…」
「とにかく行くぞ!」
私は琉に手を引かれ動物園に入った。
早く行きたいなんて琉…子供。
「お、かっけぇ。虎いたぞ!瑞穂。」
「本当だ〜」
迫力あるなぁ。
私達は中に入ると動物を見てはしゃぐ。
だけど…
琉みたいだ…虎って。
琉って猛獣系だよね。
「お、ライオンだ!やっぱりいいな。かっけぇよ。」
琉…そっくりじゃん。
ライオンって百獣の王言われてるし。
「琉、自分に似た動物が好きなんだねぇ。」
「は?」
「えらそうなとこ似てる。とくにライオン。」
「はぁ?じゃあ瑞穂はシカだな。ライオンに食われるし。」
「なんで私がシカ?食われたくないよ〜」
私が言うと琉は笑った。
「あ、琉…あそこにアライグマいる〜可愛い!」
私は琉とは違い可愛い動物ばかりを見る。
「女ってそういうの大好きだよな。俺はライオンのが好きだ。」
「琉は女の子じゃないからわかんないよ〜。あ、あそこにプレーリードッグいる!可愛い。」
やっぱりいいなぁ動物園。
テンション上がります。
「可愛いしか言わないじゃん。」
「だって事実だもん。」
私は琉に笑って言った。


