-短編-無愛想兄貴が笑う時【完】



とんっと背中に当たる壁

追い込まれた


危険信号が

鳴ってるにも関わらず

兄貴は私と目線を

同じにして

両手を拘束する


「…っ」


拘束された手に

一瞬力が籠もり、

顔を歪める


「……別れろ」