「ふぇ・・・」
上を見ると、田舎だったので空には星がたくさん浮かんでいた
「綺麗やろー?」
「うんっ、めっちゃ綺麗でいっぱい星がおる!」
私は泣いていたことなどは忘れ、ただ綺麗な星に喜んでいた

そして、私は電灯の近くの段差に下ろされた
おばあちゃんも横に座って、二人で空を見ていた
「ん・・・ばーば・・・眠い・・・」
「ん、じゃあもう家入って寝よか。」
そして、またおばあちゃんにおんぶされて家に戻った

おばあちゃんは、5歳になって
もうバスタオルに体が収まらなくなる時まで無理をしてやってくれていた
私がやってほしいといつも言っていたからだ

その時の私は、おばあちゃんがあんなことを抱えていたことを知らずに無理をさせていた