おばあちゃん、なかなか私が来ないから心配してるかな〜?
それとも呆れ果てて寝て足りして!?
あ〜、急がなきゃ…!
……
あ、そうだ!
こういう時に魔法のランプを使えばいいんだよ!
そうだよそうだよ、私って頭いいな〜
これで楽におばあちゃん家に行ける
そう思っていた
けど…
「あれ?
あれ、あれ、あれ!?」
かごの中をいくら探しても見つからなかった
「もしかして、あの時おばあさんぶつかった拍子でかごから出ちゃったのかも…!」
何ていうことだろう…
まだ願いも言ってないのに無くしちゃうなんて…
「不幸だ〜」
ハァと重いため息を流しながらランプはあきらめておばあちゃんの家に向かうことにした