「一体何をしてるんだ…?」
もう少し近づこうとした時、バキッと落ちていた小枝を踏んでしまった
「やべっ…!」
と思うのもすでに遅く
「誰じゃっ!?」
とばあさんに気づかれた
「くそ…!」
つーか何でばあさんなわけ!?
そこは普通隣にいる少年だろ!
心の中でツッコミつつ、観念してしげみから出る
「む、オオカミか?」
「ヴヴー…」
「オオカミならどうでもいいわい
しっし、あっちに行くのじゃ」
手でおいはられる
ま、そりゃそうか
こいつら人間には俺の言葉なんて伝わらないんだからよ…
クルッと回ってまたしげみの中に戻ろうとした時、
「待って、待ってオオカミくん!」
と少年に慌てて呼び止められる
まぁこっちは人間の言葉が分かるから振り返ってやらんこともないが…
振り返っることはせず、足を止めた
少年は嬉しそうに笑って
「僕この前動物を人間にできる薬作ったんだ!
ねぇ、飲んでみてよ!」
そう言われ、少年の手に一粒の小さなカプセルがある
つまり、俺は実験台というわけか…
軽く考え、もしこれで人間になれたら赤ずきんに簡単に仕返しができると思った
そういうことなら…
と俺は少年の手の上にあったカプセルを飲み込んだ
まぁ、失敗した時はこいつを食えばいいか、と思いつつ…
カプセルを飲み込んだ途端、あのうさぎと猫のように足元からモクモクと煙がたち始めた
まさか、成功か!?
これで俺も人間になれるのか!?
そんな淡い期待をしていた
けど…
もう少し近づこうとした時、バキッと落ちていた小枝を踏んでしまった
「やべっ…!」
と思うのもすでに遅く
「誰じゃっ!?」
とばあさんに気づかれた
「くそ…!」
つーか何でばあさんなわけ!?
そこは普通隣にいる少年だろ!
心の中でツッコミつつ、観念してしげみから出る
「む、オオカミか?」
「ヴヴー…」
「オオカミならどうでもいいわい
しっし、あっちに行くのじゃ」
手でおいはられる
ま、そりゃそうか
こいつら人間には俺の言葉なんて伝わらないんだからよ…
クルッと回ってまたしげみの中に戻ろうとした時、
「待って、待ってオオカミくん!」
と少年に慌てて呼び止められる
まぁこっちは人間の言葉が分かるから振り返ってやらんこともないが…
振り返っることはせず、足を止めた
少年は嬉しそうに笑って
「僕この前動物を人間にできる薬作ったんだ!
ねぇ、飲んでみてよ!」
そう言われ、少年の手に一粒の小さなカプセルがある
つまり、俺は実験台というわけか…
軽く考え、もしこれで人間になれたら赤ずきんに簡単に仕返しができると思った
そういうことなら…
と俺は少年の手の上にあったカプセルを飲み込んだ
まぁ、失敗した時はこいつを食えばいいか、と思いつつ…
カプセルを飲み込んだ途端、あのうさぎと猫のように足元からモクモクと煙がたち始めた
まさか、成功か!?
これで俺も人間になれるのか!?
そんな淡い期待をしていた
けど…



